ちきんえっぐだより 12月号

朝の冷たい空気がつんと身に染みる季節になりました。吐く息の白さや霧が濃くかかった冬ならではの事象に興味を持つ子どもたちです。戸外での素敵な発見を子どもたちと喜び合いながら、冬の自然を堪能していきたいと思います。感染症に気を付けながら、健康に過ごしていきます。

活動報告

干し柿

　今年も干し柿の季節がやってきました。ピーラーを使って皮を剥きます。「お手伝いしてるから出来るよ！」と手に持って皮を剥く子どもや「ちょっと難しいな。」とまな板の上に置いて少しずつ剥く子どもと、剥き方一つでも様々な姿が見られました。
軒下に柿が吊るされると、「甘くなるかな。」「苦いんじゃない？」と子どもたちの中で想像が膨らみます。乾燥して少しずつしわが増えていき、小さくなっている様子に気付く子どももいました。登園や降園の際には０歳児の子どもたちも興味津々で手を伸ばす姿が見られています。
干し柿はどのような味なのでしょう。子どもたちも楽しみです。

ニュース

自分たちでできること

　暖かい陽気に包まれた日、園庭で給食を食べました。縁側とは違い、時折吹く風に心地よさを感じます。
園の子どもたちは食べることに意欲的です。２歳児も自分で取り分けます。初めは上手にできずこぼしてしまうこともありますが、繰り返しの中で道具の使い方を知り、自信をもって自分の食べたい量を盛り付けられるようになります。少なめ、中くらい、たくさんなどの加減も学び「自分の食べられる量」を知っていきます。多めに盛りすぎてしまった時には大人が何も言わなくても自分で調節する姿も見られています。また、盛り付けだけでなく、食事が終わった後の片付けも自分で行います。そっと食器を運ぶだけではなく、作ってくれた人への感謝の気持ちも育まれていきます。