はなまる 1月号

日高どろんこ学童保育室
2024年1月1日発行

「笑う門には福来る」…笑うことは脳を刺激し、活性化させるだけでなく、健康にも良いと言われています。今年も大いに笑って幸せが世界に広がりますように。学童生活においても、笑い声がいっぱい響く楽しい毎日を目指してまいります。

畑仕事

みかん狩り
畑の水やり
じゃがいも掘り
じゃがいも掘り

先月の活動報告

ハーバリウム製作
腕相撲対決
勉強中
園庭遊び
大縄跳び遊び
おやつ作り

保護者さまへ

~性行為とは何か、わからなければ被害に気づけない~

文部科学省が性暴力防止を目指して始めた教育プログラム「生命(いのち)の安全教育」が今年度から全面実施となりました。私たちどろんこ会グループでは、運営する全ての保育園に於いて、自分や友だちの体に興味が出てくる幼児時期に、きちんとプライベートゾーンを知って守り、命の誕生を知ることで、自分や友だちのからだと命を⼤切に感じられる子どもになって欲しい…そんな願いから、5 歳児に性に関する教育を毎年2回行っています。

そして、小学生になると…更に広い世界で暮らすようになるので、私たち大人が子どもたちに性の教育をすることはより必要になります。
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性行為がどういうことかがわからなければ、被害を受けても被害だと気づかないかもしれません。また、被害について周囲の大人に伝えようとしても、どこを侵害されたのかを伝えられない恐れもあります。被害を事件として立件する場合、こうしたことをきちんと伝えられないと、裁判などで証言するときにも困りますよね。
いまはインターネットから、性に関するゆがんだ情報が子どもたちにどんどん入ってきます。アダルトビデオなど、性暴力的な表現であっても、子どもたちはそれをフィクションだとわからずに見てしまいかねません。
だからこそ、正しい知識と、人権教育が重要なんです。性交は赤ちゃんができる可能性のある行為だということも含めて、性について科学的に知っておくことが自分の身を守ることにつながります。また、「体を触らせない」などと防犯面ばかりを強調するのではなく、「人に触れられるかどうかは自分が決めていい」「イヤだったときは『イヤだ』といっていい」という、自分たちの権利や人権をベースにした学びが大切です。(2023年12月7日朝日新聞「性教育を問う 第10回」/ 埼玉医科大産婦人科医 高橋幸子助教のコメントより一部抜粋)
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小学生の子どもに読んでほしい、性を科学的に伝えられる本や、ネットリテラシーを教えられるおすすめ性教育本をご紹介します。リビングやトイレに置いておくことで子どもの疑問に答えてくれるので、ご家庭で活用するのもアリではないでしょうか。今は大人が思っている以上に、子どもたちが性的な情報に触れやすい環境にあります。内閣府調査では「0~9歳児の57.2%がインターネットを利用。意図せず表示されるネット広告などで性的な情報に触れることもあり、その中には事実誤認やフェイク情報が紛れていることもある。」それらの不確かな情報から子どもたちを守るためにも、私たち大人は、決して隠すのではなく、正しい情報を教えることこそが必要なのです。===========================================================================

施設関連情報

施設名 日高どろんこ学童保育室
住所 埼玉県日高市大字旭ヶ丘211-3