ちきんえっぐだより 11月号

心地良い秋風を胸いっぱいに吸い込むと、少しひんやりとした空気を感じるとともに、頭もすっきりする気がする今日この頃。メリー★ポピンズ東神奈川ルームの子どもたちは、気持ち良い気候の中での戸外遊びを思い切り楽しんでいます。今月も、この時期ならではの自然とのふれあいや体験等を通して、地域の皆様と交流できることを園スタッフ一同心よりお待ちしております。

活動報告

魚を捌く〜食の循環を知る〜

以前から魚や食べ物の部位に関心のあった子どもたちは、目の前で実際にアジが捌かれる様子に興味津々です。
「内臓、気持ち悪い。」
「でもここで食べ物を消化して、美味しい魚になるんだよ」
「みんなが普段食べている給食はどこから来るの？」
「魚はどこに住んでいるかな？」
「いただきますの意味ってなんだろう」
保育者の問いかけと視覚からの学びに、子どもたちの中でも理解や問いが深まっていきます。

普段食べているものは命であり、様々な人たちの手によって自分たちが美味しくいただくことができているということを知る機会となりました。引き続き、大人も一緒になって、子どもたちと「食の循環」への学びを深めていきたいです。

ニュース

身近な人と気持ちが通じ合う〜物を介した関わり〜

1歳児クラスの子ども同士が、それぞれ見つけた葉っぱを見せ合うようにして「っぱ！」「あー！」と嬉しそうな声と身振りで思いを伝えようとする姿が見られました。
保育の中でも、子どもの嬉しそうな笑顔に優しく微笑み返したり、声や喃語に対して大人が表情豊かに言葉で返事をしたり、丁寧に子どもの心を受け止めることを大切にしています。
このように、周囲の身近な人に心地よく受け止められる関わりが積み重なっていく中で、子どもが何かを伝えようとする意欲や大人との信頼関係が育ち、人との関わりの世界を広げていく上での基盤となっていきます。
この一場面から、人に対する信頼感やコミュニケーションを取る楽しさなど、社会性の基盤が育まれていることを感じると同時に、これからも子どもたち一人ひとりの表現をあたたかく受け止めながら、子どもの変化と成長を保護者の方と一緒に見届けていきたいと。

予定