全職員から新しい仲間に温かいエールを 2022年度オンライン内定式開催
2021.12.24
どろんこ会グループは12月17日に、2022年度の新卒入社職員の内定式を開催しました。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、今年度もオンラインでの実施となりました。
これからの保育業界を共に変革していく新たな仲間を迎えて
内定式には出席がかなわない人もいましたが、全国から約120人が参加しました。まずは「なぜ保育士になろうと思ったのか」という原点を思い出してほしい、人事採用部がそんな思いを込めて制作したオープニング動画で始まりました。
続けて安永理事長からは、なぜ創業したのか、今手がけている5つの事業について、また今後の展望についてをお話いただきました。
そして「どうしても伝えたい4つのこと」として、マザー・テレサの言葉と共に「これからいろいろな課題や不満にぶつかると思います。しかし不満を言うだけでは現状は変わりません。それならどうすればよくなるかを考える。不満を満足に変えるのは、社会を生きる私たち一人ひとりなのです」と伝えると、内定者の皆さんが力強くうなずいている姿が見られました。
さらに、保育の仕事の素晴らしさにも触れ、「皆さんの力を借りて子どもたちの未来を強く幸せなものにしていきたい。この保育業界を一緒に変えていっていただきたい」と呼びかけました。
新社会人の決意、代表からの身近なアドバイス
内定者代表あいさつには3人が立ち、どろんこ会グループを選んだ理由も語りました。
一人目の浅野さんは「発達支援つむぎ 横浜東口ルームで実習を受け、その後も園見学を通じ、どろんこ会グループを知る機会が増えました。さまざまな話を聞く中で、機会を排除しない保育に魅力を感じました」と話しました。
二人目の渡邉さんは「子どものころに自然豊かな環境で過ごし、自然に触れながらたくさんのことを学び、友だちと遊んだ経験があります。どろんこ会の施設で年齢の異なる子どもたちが助け合い学び合う姿を見て、自然保育や異年齢保育に魅力を感じ、その環境で保育士として子どもたちと一緒に自分も成長したいと思い、今に至ります」と語りました。
三人目の沢田さんは「保育士の母の影響を受け、栄養士を目指しました。母が毎日食卓で保育園の子どもたちについて話してくれる時間が大好きで、人のために行動する母を尊敬していました。人の一生を支える食の始まりに携わり、子どもと多くかかわれるどろんこ会グループを魅力に思いました」と話し、さらに今後の目標についても表明しました。
高堀代表は3人の言葉を受け、それぞれの思いに応えつつ、
「私たちが常に考えてきたのは子どもたち、保護者の方、地域の方のことであり、また、皆が生き生きと楽しく働くことができる施設を全国につくりたいということでした。ぜひ自分たちが気持ちよく働けるように仕事をしていただきたいと思います。また、困ったときには一人で抱えないで周りに相談してください。そして、新しいことにどんどんチャレンジし、前のめりに生きていく姿を子どもたちに見せてください。私たちも前のめりに生きていく姿を見せていきます。ついてきてください」と語りかけました。
最後に「私が目指しているのは風通しのよい職場です。役職や職種などにかかわらず、子どもにかかわる同じ立場の人間としてよりよいと考えることを発言していきましょう。そして、笑顔であいさつをすることを大事にしてください」と伝えました。
どろんこ会を選んだことは間違いない
内定式の後は、お楽しみの懇親会です。ここからは先輩職員も参加し、盛り上げていきます。最初は記念品で贈ったマグカップで乾杯です。
この記念品、内定者限定の特別な品々です。人事採用部部長の酒井さんは「今日という大切な日を思い出せるように記念品を作りました。式の日付を入れたマグカップ、交通ICカードの個人情報を隠すことができるシールや、洗濯可能な丈夫な生地のエコバッグ、仕事中に大切なことを書きとれるよう胸ポケットに入るメモ帳、そしてタオル。同期の絆として大切に使ってください」と説明しました。
また、乾杯の音頭をとった運営本部部長の桑原さんは「今、変わりゆく教育、保育業界において、どろんこ会グループを選んでくださったことは間違いないと思います。これから先の皆さんの姿が、過去の最良の選択の結果であるといえる人生を歩んでもらいたいと思っています。また、どろんこ会グループを選んだことが正しかったと言い続けられるかどうかは、皆さんの努力と、それを受け止める先輩の努力、双方にかかっています。ぜひ頑張ってほしいと思います」とエールを送りました。
その後は小さなグループに分かれ、さまざまな話題で盛り上がりました。
最後、管理本部部長の大平さんからはこのような言葉が。
「コロナ禍では対面の内定式はかないませんでしたが、どうすれば同期がつながれるかを我々も一生懸命考えました。同期というのは今後はつくれるものではありません。すごい確率の中で出会えた144人です。この絆を深めていっていただきたいと思います。
また、私たちはいろいろなことを自分たちで創っていく、そんな会社にしていきたいと思っています。創業者も、もともとは既存の保育園に疑問をもってこの会社を立ち上げました。だからこそ自分たちの『やりたい』を前面に出したそんなスタッフが一人でも多く誕生していくことを心から願っています」
エンディング動画では現場と密接にかかわる運営部の部長、課長、マネージャーから内定者の皆さんに向けたメッセージも贈りました。
どろんこ会グループは全職員、全力で、皆さんが「どろんこ会グループを選んだことは間違っていなかった」と思えるよう、新しい仲間を迎える準備をし、共に働くことを心待ちにしています。