就活中の学生向け保育園見学+田植えツアー開催! 直接体験から知るどろんこの保育

2024.07.16

#イベント

どろんこ会グループが保育において大切にしている自然体験や食育について、直接体験を通じて理解を深めてもらいたい。そんな想いのもと、就職活動中の学生や内定者向けに「保育園見学+田植えツアー」を開催しました。

本企画は2024年で4回目を迎え、過去最多となるお申し込みがありました。学生11名と保育専門学校の先生1名を新潟県南魚沼市にお迎えし、一泊二日のツアーを実施しました。

南魚沼市にある田んぼの前で。田植え当日は快晴でした

1日を通した保育体験で自身の働く姿をイメージする

1日目は、南魚沼どろんこ保育園(新潟県南魚沼市)で保育体験を実施しました。

例年のツアーでは保育体験は限られた短時間で行っていましたが、今回は子どもたちやスタッフがどのように動いているのか、1日を通して実際に見て体験することで、どろんこ会の保育を肌で感じてもらえるようにしました。

裸足になり、子どもたちと一緒に戸外活動を体験

また、どろんこ会グループではインクルーシブ保育・異年齢保育を行うためにゾーン保育を取り入れています。今回の保育体験では、保育方針や障害児・要支援児受け入れの考え方など、会社説明会でお伝えしていることが現場でどのように実践されているのか、実際にご覧いただく機会となりました。

気になることが気軽に質問できる座談会

ツアーではスタッフとじっくり話せる機会も設けました。就職活動中の学生にとって、会社の福利厚生の詳細については聞きづらいこともあるようですが、皆で丸くなって近い距離で話せる座談会を実施することで、先輩スタッフにそういったことも気軽に聞いてもらえるようにしました。

施設長や若手スタッフ、関東の系列園や他法人の保育園での勤務経験のあるスタッフなどが座談会に参加しました

学生が最も興味を示したのは、スタッフが自ら保育の行事を提案でき、入職年数にかかわらず活躍できる環境であることでした。南魚沼どろんこ保育園では、伝統行事である盆踊りへの参加や、冬場の積雪を生かした雪育など、南魚沼市ならではの地域性を生かした行事を行っていますが、それらは若手スタッフの提案によって実現したもの。スタッフに実体験を語ってもらうことで、所属や年齢に関係なく誰にでも提案機会があり、やりたいことが実践できる環境がどろんこ会にあることを知っていただくことができました。

懇親会で他校の学生と交流を深める

本ツアーでは参加者同士の懇親会も実施しました。友達同士でのグループ参加もありましたが、半数以上が初対面です。実習が本格化する時期に、他学校の保育学生同士でじっくり情報交換ができることは貴重な機会です。また、保育体験に関する感想を共有し、多様な考え方に触れることで、新たな学びにつながったようでした。

夕食後の宿泊施設にて。懇親会は学生同士、リラックスした雰囲気でした

どろんこ会の食を支えるライスセンターの見学

2日目はツアーのもう一つの目玉である田植え体験です。

どろんこ会グループでは子どもたちが日々口にする給食のお米をここ南魚沼で生産し、自給自足しています。それだけではなく、南魚沼の田んぼには、子どもたちにお米ができるまでの労働を知ってもらうために田植えや稲刈りの機会を創るという役割もあります。学生の方にもどろんこ会の食育の根幹を知ってもらいたいと考え、田植えの前にグループ法人の株式会社南魚沼生産組合が運営するライスセンターも見ていただくことにしました。

給食米を生産するだけでなく、食育や環境教育として子どもたちにホンモノの経験をする場を用意し、さらには高齢化により耕作放棄されつつある中山間地の棚田を引き継ぐことで地域に貢献していることも伝えました。

ライスセンター内や所有している田んぼの案内をしました

田植えを通じて直接体験の大切さを学ぶ

いよいよ田植えへ。初めて田んぼに足を踏み入れてみると、泥の重みで想像以上に動きにくく苦労している様子。普段食べているお米ができるまでの苦労を身をもって学ぶ機会となったようです。

田んぼに引かれた線に沿って、苗をていねいに植えていきます

同日には、どろんこ会グループのスタッフも田植え研修に来ていました。多くの先輩スタッフと交流してもらえるよう学生を紹介したところ、スタッフからは保育士を目指す学生に励ましの声がかけられ、スタッフ同士の雰囲気も感じていただくことができました。

田植え研修に参加しているスタッフに自己紹介していただきました

田植え後は、自分たちであらかじめ握ったおにぎりを食べました。おにぎり作りは「新潟でしかできない経験をしてもらいたい。大自然の中で南魚沼産のおいしいお米を味わってもらいたい」そんな想いのもと、今年から企画したもの。苦労しながら田植えを行った後、青空の下で南魚沼の田園風景を眺めながら食べるお米は特別おいしく感じたことでしょう。

田植え体験をすることでお米ができるまでの大変さを身をもって実感したことと同じように、子どもたちに何かを教えるにはただ知識として教えるのではなく、経験から実感を伴って理解してもらうことが大切です。今回のツアーを通じて、どろんこ会がなぜ「直接体験」を重視しているのか、学生の皆さんにご理解していただけたのではないでしょうか。

青空の下、広大な田園を眺めながらおにぎりを味わいました

どろんこ会の保育や食育を肌で感じてほしい

参加した学生の方からは次のような感想をいただきました。

  • 説明会で聞いたことがある内容を実際に見て経験できてよかったです。
  • 同じ内定者の方や保育学生の方と交流できたことで同じ保育体験をしていても感じることが異なっていたのが新鮮に感じた。
  • (今回自分たちが経験した田植えを子どもたちも同様に体験した場合)お米の大切さがすごく感じられるなと思いました。田植え以外にも、どろんこ会は子どもたちにさまざまな体験をさせていて、私自身が子どもになりたくなるような楽しいものばかりでした。小さな頃からこんなにたくさんの体験があり、子どもはもちろん、職員も楽しそうだなと感じました。
  • 田植えは初体験だったが、思っていたよりも大変で自分自身も食の大切さに気付かされた。この体験を元にして、子どもに食育をできると感じた。

今回のツアーについて、企画者である人事採用部の大塚さんは次のように話しました。

「学生の皆さんにはせっかく新潟まで来ていただくので、新潟でしかできない経験や、どろんこ会グループが行っている保育や食育活動についてとことん経験して理解を深めていただきたいという想いがありました。今年は天候が良く、どろんこ会が大切にしている戸外活動や田植えをしっかり体験することができ、存分に魅力を伝えられたのではないでしょうか」

今回の田植えツアーを企画した人事採用部の大塚さん(写真右)

また、「今回は先生にもご参加いただけたことで、現場をご覧いただきながら、どろんこ会の保育について直接ご説明する機会となりました。学生の皆さんがどのような法人に就職するのか先生方にも知っていただきたいと考えています。全国各地に保育園がありますので、田植えツアーに限らず園見学にもお気軽にお越しいただきたいです」と言葉を添えました。

南魚沼どろんこ保育園での保育体験の様子。広い園庭で子どもたちが自分でしたい遊びを選び取ります

今回植えた稲が実る9月頃、今度は「保育園見学+稲刈りツアー」を開催する予定です。どろんこ会グループのHPや採用説明会では伝えきれない、どろんこの保育や魅力を肌で感じられる機会ですので、ぜひご参加ください。学校の先生のお申し込みもお待ちしております。

詳しい情報やお申し込みなどは採用サイトにてお知らせしますので、続報をお待ちください。

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